今日は読売新聞に連載されていた「国語力が危ない」の「下」(3月30日)からです。
「豊かな言葉に触れ、言葉への関心を育んでこそ、子どもの語彙は増える。その入り口となるのは、小さな時に本と親しんだ体験だ」と書いてあります。
小学生の平均読書数3.1冊(2019) 高校生2.3冊(2018)
紹介されていたのは、学研プラスの「よみとく10分」シリーズ。伝記や名作を学年別に数々の短い物語を1冊に収めてあるそうです。
教育出版社のシリーズは現在36冊あり、シリーズ累計580万部に達したそうです。
「おしりたんてい」シリーズ(ポプラ社)、「こども六法」(山崎聡一郎著 弘文堂)
漢文についてもこう書いてあります。
漢文訓読には、古代から漢字の文章を読み、中国の文化を受け入れた日本人の知の結晶という側面もある。
「源氏物語」は唐の白居易の詩の影響を受け、明治の文明開化では当時の知識人が漢文の教養を生かし、「哲学」、「銀行」など、西洋の文物を訳して熟語で表した。
表意文字の漢字は、人々の新しい概念の理解を早めた。
「国語への尊敬の気持ちをどのように現代にあった形で受け継いでゆくか。
本や古典、文化全般に関心を深め、言葉の力を高めたい」と結んでありました。
先生が関心があれば、何人かの子どもには伝わります。
読書貯金で心に残った言葉を書き留めておくことってステキでしょ?
今文豪道場のストックカードもリニューアルしようと準備しています。もう少しお待ちを。
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