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No646  コロナ4

 昨日、昔体育部の仲間で現在都内で校長を務めている2人にメールすると、こんな返信が戻ってきました。

 「コロナ対応に追われています。早く収束してもらいたいです。」

 「東京の学校は、またまた大変です。休校が5月まで続きます。始業式と入学式は予定通り行って次の日からまた休みです。自分自身のモチベ―ションが保てるか疑問です。」

 

 今日の朝日新聞朝刊には、台東区では区内の小中学校の休みを今月19日まで、20日に始業式、入学式を行うと発表した記事が載っていました。

 横浜市では、始業式を1日遅らせ、7日として半日程度の短縮授業にする方針でしたが、対応を見直し、数日中に発表するそうです。

 また皆さんの学校の情報が分かったら教えてください。

 

 昨日の朝日新聞朝刊には、「外出自粛 高まる『家庭リスク』」の見出しが目に留まりました。3月の一斉休校以降、DV被害女性や子どもを支援する全国の民間団体などに寄せられた相談です。

「夫が在宅ワークになり、子どもも休校。ストレスがたまった夫が家庭に身体的な暴力を振るうようになった」

「夫から妻、子どもへの暴力が増え、妻も子どもへの暴力をしてしまう」

 

 もともと子ども虐待とDVは同じ家庭で起きていることが多く、一人で育児をしているワンオペに人にとっては本当に厳しい環境になっているそうです。

 学校や保育園・幼稚園などが子どもの姿を日常的に確認できなくなる長期休暇中は虐待が起こりやすいことが支援者の間では知られてきました。

 

 全国の児相が対応した児童虐待件数は約16万件(2018年度)のうち保護できた数は2~3%しかありません。

 民生委員らからは、公園で遊んでいて地域住民から叱られたり、生活リズムが不安定になったりしている子ども達の湯巣も報告されているといいます。

 

 子どもが登校した時、今年はいつもと違って細かい観察が必要です。情報交換が役に立つと思います。