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No645 読書貯金  

今日から2020年度の始まりです。生憎の天気でした。4月1日と言うのは、特別の日のような気がします。昨年はこの日に新元号が「令和」に決まったんでしたっけね。忘れてました。

 

 私も今日からは学生ではなくなり、タダの引退したおじさんです。がるべるに専念するつもりでいます。

 現在がるべるのグループラインは(59)となっていますが、正確には最近お2人が退会されて、58人のメンバーがいます。そのうち33人(56.9%)が現役の教員です。教え子が6人(10.3%)います。

 これからは、もっと先生が増えてほしい。もっと教え子や保護者、違う業種の方にも加わっていただきたいと思っています。

 時間もたっぷりできたので、がるべるの先生方に少しでもお役に立てるように頑張ってみようと思います。

 

 まずその第1弾として読書貯金を作ってみようと思いました。昨日の「国語力が危ない6」の中に「語彙は本や新聞を読まずには増やせない」という話があったと思います。

 

 いつから始めたかは覚えていなのですが、おそらく30年位前から読書貯金通帳と言うのを子どもに付けさせてきました。自分はコツコツ貯金できるタイプではないのですが、子どもにとってお金が貯まっていく感覚は、励みになったのではないかと思います。

 教え子の中には、5万円以上貯めた子もいました。読書の習慣を小さい時から身に付けられるかは、小学校の先生の腕にかかっていると思います。

 

 自分が使っていたデータはほとんど処分してしまいました。ならば新しく作ればいいと前向きに考えました。リニューアルです。

 今回は、低学年用、高学年用、タテ型、ヨコ型の4種類を作ってみました。

 大きさは、B5の2つ折りB6のサイズが魅力的かなと考えました。

 より通帳っぽくするために氏名欄には「様」を入れたり、銀行名も自分で考えられようにしました。ヨコ型は店番号や口座番号(自分の好きな番号を入れる)も入れました。

 

 今回のウリは、オススメ度を記入できるようにしました。★3つとか★4つ半と言うように色を塗ります。高学年は「ジャンル」を意識させるためにチェックできるようにしました。

 文豪道場の「お気に入り表現・ストックカード」をヒントに、心に残った言葉を書き留めさせておくことにしました。

 ぜひ表紙は色画用紙で子どもたちが色を選べるようにしてください。タテ、ヨコも本人に選ばせてもおもしろいかと思います。

 

 低学年では、貯金、カード欲しさに、絵本を乱読する子も出てくるので、逆に丁寧に読んでいる子を称賛していくとおさまってきます。カードも1行書いて終わりではなく、最後の行まで書く習慣も身に付けさせたいです。

 読書貯金のルールは、漫画、図鑑、絵本、短編小説の中の一話のみは、なしにしました。

 

 データが欲しい方は、連絡ください。アドレスを教えてくれれば、送ります。

 そんなわけで今年は、いろんなカードやテストも作ってみたいなと思います。0からの出発です。