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No642  なごり雪  

 昨日は、ラインがるべるに25名のご参加ありがとうございました。S先生が言うように遠方の方、お仕事と重なっている方を、お子さんが小さい方が参加できたことは私も良かったと思います。会終了後にも参加できなかった5人の方からメールをいただきました。学べる、つながる喜びを改めて感じました。

 

 さて、天気予報当たりましたね。庭の芝も見えなくなるくらい雪が積もっています。昨日のがるべるが始まる30分前はあんなにあったかかったのに。

 早速Wikipediaで調べてみました。

「終雪(しゅうせつ)とは春を迎えてから、その冬最後の降雪(雪)のこと。

 終雪は気象台が観測・発表するが、初雪とは異なり一般的にはほとんど使われない。

 同意語には名残雪(なごりゆき)、忘れ雪、雪の果て、涅槃雪(ねはんゆき)の言葉がある」と書かれてありました。

 

 東京で最も遅い終雪は1967年・1969年・2010年の4月17日。

 最も早い終雪は1973年の1月15日。この年は、東京で雪を2日しか観測しませんでした。

 1988年4月9日 は記録的な大雪、80年ぶりとなる積雪9cmを記録しました。

 2007年は、4月4日に降雪を観測、2015年4月8日に降雪を観測しました。

覚えていますか?

 

 今日の雪が終雪になるかは分かりませんが、「なごり雪」と言えば、伊勢正三さんが作詞・作曲したかぐや姫の楽曲で、イルカさんによるカバー・バージョンが1975年に大ヒットを記録しました。

 18歳の頃を思い出しながら雪を眺めていました。昭和ですね。

 

汽車を待つ君の横で 僕は時計を気にしてる

季節はずれの雪が降ってる

「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに君がつぶやく

なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで

今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった

 

動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている

君の口びるが「さようなら」と動くことがこわくて 下を向いてた

時がゆけば 幼い君も大人になると気づかないまま

今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった

 

君が去ったホームに残り 落ちてはとける雪を見ていた

 

今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった