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No640  劇場の灯

  今日の朝日新聞朝刊からです。「消えかける 劇場の灯」という見出しでした。

 コロナの影響で3月上旬までの足並みそろえて公演中止だったのが、その後の対応は分かれました。

 歌舞伎座4座、国公立の劇場は月内の主催公演をほとんど取りやめました。東宝の日比谷の3劇場は20日からシアタークリエと日生劇場は再開。帝劇都当日中止(31日まで)。宝塚や梅田芸術劇場も再開と中止を繰り替えす例も出ています。

 

 地震や台風といった自然災害、昭和天皇の重体による歌舞音曲の自粛など、演劇の灯が消えかけた例があり、最も危なかったのは、第2次大戦中の1944年3月は決戦非常措置によって歌舞伎座などの大劇場は閉鎖しました。

 しかし、1カ月後、演劇と演芸は1興行2時間半以内といった条件で閉鎖が解除されました。

 敗戦の8月15日には、興行界は1週間の営業停止を申し合わせました。

 

 落語の寄席は空襲にあっても焼け残った演芸場で営業したそうです。

 文学座も45年4月に杉村春子の「女の一生」を初演したそうです。

 

 演劇評論家の人の話

「明日も知れない極限状態になると、人は娯楽や笑いを求める本能があるんじゃないか」

「疫病で演劇が打撃を受けるのはスペイン風邪以来ではないか」

「芝居って何か、続けていくためには何をモチベーションにするかを突き詰める時期じゃないか」

「同じ時間と空間に人間がひしめき合い、リアルな体験ができる演劇の強みが、今は弱点になっている」

 

 毎日収束に向かわない情報を一日聞いていると気が滅入ってきますね。そこで、明日中止にした「がるべる」なんですが、各自それぞれの場所から15時から18時までの3時間でラインを通して交流しませんか。

 がるべるのグループラインには61人のメンバーがいます。初めての方、ぜひ声を聞かせてください。

 

 明日はこんなことを尋ねようと思っています。

①2019年度の一番ニュース②印象に残ったブログの記事③今はまっていること④ウチの学校、我が家のコロナ対策⑤最近腹が立ったこと⑥私の好きな◯◯・・・・考えておいてくださいね!