今日の朝日新聞朝刊の「生活」は「続く休校 子どもどう守る」でした。
感染不安の中、子どもたちの育ちや学びが軽視されているのではということで、国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」は6日、緊急声明を出したとあります。
「自宅が勉強できる環境にない」「インターネットにつながるパソコンがない」という子どもも存在し、学習に必要な資源に不平等が生じる可能性は極めて高いと指摘しました。
他にも休校・休園の影響で保護者は今どんなことが困っていたり、心配していたりするのでしょう?認定NPO法人フローレンスの休校・休園中の子どもがいる保護者のアンケート結果の一部(3月6~9日 有効回答8339)が載っていました。
①子どもが運動不足になること(69.9%)
②休校・休園自体や友達と会えないことによる子どものストレス・心のケア(56.8%)
③学習に遅れが出ること(56.6%)
④子どもの日中の居場所・遊び場がないこと(50.6%)
⑤給食の提供がないこと(46.6%)
⑥対応のために支出が増えること(46.4%)
⑦家事や育児の負担が増えること(46.1%)
⑧生活環境が変わることによる自身のストレス(35.5%)
順調に進んで4月から登校再開した時は、今までの4月にはない子どもの行動変容が見られるのではないでしょうか?覚悟しなければなりません。
運動不足によってケガも増えるでしょう。ストレスによって不登校も増えるでしょう。学力の個人差もより大きくなるでしょう。学習の遅れは学級の荒れにもつながるでしょう。
嵐の前の静けさと思って、しっかり備えておきたいものです。
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