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No627 スペイン風邪

 3月も半分過ぎました。いかがお過ごしでしょうか?

 本来なら最後の学割を使い切ろうと3月は美術館巡りをする予定でしたが、どこも閉館になってしまい、残念です。

 1週目は、おとなしく自宅にいたのですが、あまりの運動量の少なさに、体重オーバー。そこで、やむなく肩痛で11月中旬から休んでいたウオーキングを痛みと戦いながら11日から再開しました。

 

 さすがに2週目は街に出てみると、結構人が出ているではありませんか。昨日も一昨日もレストラン、居酒屋は満員。映画館も席を一つ離して営業しています。

 昨日、いつものように9時に新聞を読みに行きますと、近所のスーパーの入り口で救急車とパトカーが待機し、人がたくさん出ています。こんな時期ですからコロナ感染者でも出たのかと思い、近くに行ってみるとパトカーに撮影用と言う張り紙がしてありました。もう、人騒がせな!

 

 今日は、スペイン風邪に興味を持ったので、紹介します。

 Wikipediaやブリタニカ等で調べてみると、スペイン風邪は、1918年から1919年にかけ全世界的に大流行したA型(H1N1亜型)インフルエンザの通称です。

 感染者は約5億人以上、死者は5,000万人から1億人に及び、全人類の3割近くがスペインかぜに感染したことになり、人類史上最も死者を出したパンデミックのひとつです。

 

 アメリカ軍の兵士がウイルスをヨーロッパに運んだ説がありますが、感染情報の初出が中立国のスペインであったため、この名で呼ばれました。

感染者が最も多かった高齢者では基本的にほとんどが生き残った一方で、20~40代の大量の死者が出たのが特徴的です。 

 

 インドでは1250万人、アメリカ55万人、日本では、人口の約半数2380万人が感染し、39万人が死亡しており、最も多くのヒトを短期間で死亡に至らしめた記録になっています。死亡者数は、第一次大戦による死者数を上回っていました。

 

 日本では、とりわけ重工業地帯であった京都・大阪・神戸の近畿三都の死亡率が東京を超えていたそうです。

 やはり同じように内務省衛生局は一般向けに「流行性感冒予防心得」を出し、マスク着用や患者の隔離などを大々的に呼びかけました。とりわけ被害が激甚だった神戸市では、市内の幼稚園、小学校、中学校等の全面休校、各地での集会、興行、力士の巡業、活劇などは続々中止、閉鎖されました。今と同じですね。

 このようにして、日本各地で猛威を振るったスペイン風邪は、1920年が過ぎると自然に鎮静化したそうですが、今こんなに長引いたらどうなるんでしょう。