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No622 生活綴り方1

 2月24日(月)の朝日新聞朝刊の教育欄は生活綴方を取り組んでいる大阪の小学校の授業の様子が紹介されていました。

 生活綴方ってご存知ですか?私は、名前は知っているのですが、詳しくないのでネットで調べてみました。

 

 生活綴り方教育は、日本特有の教育法といえるものである。子どもに科学的な認識をつけさせようと利用したのが、作文教育である。作文を書くことで社会や自然を見つめさせることが目的だった。  

 

 明治初期、作文は教育の一つの対象とされたが、この時代の作文教育は、形式主義とされ、「説明文」を文語体で書くことが目標とされていた。  

 やがて、1900年の小学校令によって、「作文」は「綴り方」となり、生活を綴ること、平易な文章で書くことが求められるようになった。

 

 大正期になると綴り方運動が起こり、生活を描いた教材が豊富になった。また、北原白秋などの児童自由詩が生まれ、子どもたちが自由に詩を創作する基盤が形成された。

 

 昭和になると軍国主義が国家を覆うようになり、自由な教育への許容が不寛容になり、教育はますます国家統制が強くなる。

 

 戦後、日本の教育は占領軍による大きな改革が行われ、アメリカ流の経験主義が大々的に導入されたが、十分に消化しきれず学力低下を招くことになり、綴り方教育は、そうした批判のひとつとして影響力をもった。

 そして戦前弾圧された綴り方教師たちが現場に復帰し、再び生活綴り方を学校の現場に取り入れはじめ、日本作文の会という組織が結成され、今日に至っている。

 

 方法は、生徒に、生活の中で起きたことを日記として綴らせたり、テーマを決めて書かせる。ノートを作らせ、毎日提出させ、教師は、一人一人の文章に目を通し、チェックを入れる。みんなに読ませたいと思う文章を、印刷して配布し、親にも見せるように指導する。

 その中から、いくつか選んでみんなの前で朗読させ、感想を出し合い、話し合いを行い、生徒は感想文を書き、そのうちいくつかを、また印刷する。

 

 意義は、文章を書くという行為は、「認識」「思考」という行為でもあり、毎日、日記を書くことは、日々の生活を見つめなおすことである。

 そして、それを他人に見せることで、コミュニケーションが成立し、教師も毎日生徒一人ひとりの日記を読むことで、生徒とのコミュニケーションを日常的に成立させている。

 

 以上のようなことが書かれてありましたが、どう思いますか?

 長くなりました。明日に続く。