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No615  理科教育のポイント

 これまで国語、算数、社会、特別活動の新学習指導要領のポイントを紹介してきましたが、今日は、読売新聞朝刊2月13日(木)と2月27日(木)の記事からです。

 

 理科では、問題を科学的に解決する活動や自然災害、生物と環境に関する学習が充実するそうです。

 

・予想を立てて観察・実験を行い、結果を基に考察する。こうした問題解決の活動は、以前から理科で重視されてきた。

・新学習指導要領では活動をより充実させることが求められている。児童自らが興味・関心を持って問題を見いだす状況を作ったり、児童同士で話し合い、自ら解決できる状況を作ったりする工夫が必要である。

 

 問題解決力は、3年「問題を見いだす力」、4年「根拠のある予想や仮説を発想する力」、5年「解決の方法を発想する力」、6年「より妥当な考えを作り出す力」というように発達段階から具体的に示されました。分かりやすくなりましたね。

 

 文科省の教科調査官が言うように観察・実験の前後を大切にすることがポイントのようです。

 

 さらに十文字学園女子大の塚本教授の話を付け加えます。

・話し合い活動がたくさんあって、授業の中核である観察・実験がすぐに終わってしまうのは本来の理科ではない。自然に親しみ、観察・実験などを十分に行い、問題解決の力を養うことを大切にしている、という点を忘れてはいけない。

 

・もう一つのポイントは、「見方・考え方」で、児童が物事を考える視点や考え方をしっかり持つということだ。

・例えば、植物をただ観察するのと、色や形、大きさという視点を定めて観察するのではスケッチは大きく変わる。

・考え方は、複数の物を比較したり、過去の学んだ内容などと関係づけたりすることだ。

 

・日常生活との関連も重視している。

・例えば、授業で水蒸気を学んだら、家でお風呂の天井になぜ水的がなついているかを家族に説明するように先生が促すなど、日常生活の中で理科を意識させることも大切だ。

 

 こんな先生に教わってみたいですね。