· 

No610  マスク3

 2月26日と言えば2・26事件が有名ですが、寅さんの誕生日でもあります。

 連日コロナウイルスの話ばかりで、街も活気を失っているように感じます。

 

 マスクについては、No563(1月10日)で朝日新聞の「接客時のマスク着用は禁止あり?なし?」を取り上げました。昨年イオングループの全企業に対し、接客時のマスク着用を原則として禁じる通達を出したことへの反響についてでした。

 

 続いてNo596(2月12日)読売新聞の「生活調べ隊」の記事から、食品スーパーや百貨店、ディズニーランドなどでもマスク着用を認めることを取り上げました。

 

 今日は、先週2月22日(土)の朝日新聞朝刊「オピニオン&フォーラム」にあった「マスク依存社会」を取り上げます。医師、大学教授、接客コンサルタントの3人の意見が載っていましたが、阪南大学の吉川教授(社会心理学)の話に注目してみました。

 

・かつてマスクにはマイナスのイメージがあったが、近年はそんな嫌悪感が薄まっただけでなく、むしろプラスに転じた。

 

・マスクは「他人の健康をも配慮ができる」と見せるための「自己提示」の道具になっている。

 

・以前から日本では、健康な人もマスクをする「だてマスク」文化が広がっていたが、外見的な理由だけでなく、「表情を見せて交流したくない」「自分のことを知られたくない」という消極逃避的な対人関係を求める心理が潜んでいる。

 

・新型コロナウイルスの脅威が去っても多くの人がマスクをつけ続けるのではないか。一度顔を隠すことに慣れると、今度は見せることが恥ずかしくなってしまう。

 

・こうした人が増えると、人との付き合い方も変わる。相手の感情を読み取る情報が減るので、限られた範囲で理解するしかなく、互いに共感しにくくなり、親密な関係を築けなくなくなるかもしれない。これは「顔が見えない社会」が広がっている流れの一つと考える。

 

・マスク着用の広がりは、「匿名」、「匿顔」が主流のネット上でのコミュニケーションが現実社会にも広がりつつあることを示している。

 

 いかがでしたか?教室の中で先生も児童もみんなマスクしている授業が当たり前になっていいのでしょうか?教育の危機の始まりかもしれませんね。