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No609  おもちゃの変化

 2月24日(月)の読売新聞朝刊の「家計」欄の「男の子も人形遊び」という見出しが目に留まりました。

 

 男の子には乗り物やロボット、女の子にはお人形。男女の区別をはっきり打ち出す販売戦略が当たり前だった玩具業界で、こうした固定概念にとらわれないおもちゃが増えてきたと言うのです。

 

 男女平等意識の高まりや役割分担の変化の背景と少子化へ対応という現実的な側面もあると書かれてありました。

 

・バンダイは、昨年7月に初めて男の子をモデルにした「ホルン おせわきほんセット」を発売した。アニメの主人公をイメージしたカウボーイ姿の男の子で、髪をとかしたり、入浴させたりといったお世話遊びを楽しめる。

 

・パイロットインキは、2004年から男のお世話人形「メルちゃんのおともだち あおくん」を販売している。

 販売担当者の話「父親の育児参加が進み、男性が赤ちゃんの世話をする姿も珍しくなくなった。男の子でも、お世話遊びをしたい気持ちが自然と芽生えている」

 

・逆に男の子向けの分野に女の子を呼び込もうとする動きも出ている。

 タカラトミーは「プラレールシリーズ」で「ハローキティー」をデザインしたピンクの新幹線を発売し、女の子の購入比率が高い。

 

・ピープルは、電動ドライバーを使ってパーツを組み立てて遊ぶ女児向け玩具「ねじハピ」を発売した。

 販売担当者の話「包丁や掃除機にあこがれると同様に電動ドライバーも使ってみたい道具になった」

 

 国内玩具市場は、2018年度は過去最高水準に達したそうですが、15歳未満の子どもの人口が15.6%も減少しているので安泰な市場ではなく、こういったおもちゃは当たり前のように開発され、増えていくのでしょうね?