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No598 飼育の役割

  2月11日(火)の朝日新聞朝刊の教育欄には、もう一つ面白いテーマが載っていました。「小学校の飼育小屋 消えるニワトリ」という見出しでした。

 

 大手前大学の中島准教授(発達心理学)が、2017・18年全国の小学校2062校の電話調査をしました。

・飼育していない 6.6%(2003~2012年)→14.2%(2017・18年)増加傾向

・鳥・哺乳類を飼育 86.4%(2003~2012年)→49.1%(2017・18年)減少傾向

・魚・両生類・昆虫のみ飼育 13.6%(2003~2012年)→50.9%(2017・18年)増加傾向

 

動物を飼育する難しさ 長期休業中の世話(28.8%) 担当は教職員(57%)

 

・2004年以降流行した鳥インフルエンザの影響があったとみる。

・リスクを恐れ、世話する主体が先生に移り、飼育に労力がいらない魚などが増えたと考えられる。

・飼育を通じ、小さな命を慈しむ「養護性」が育つ意義は大きい。

・鳥や哺乳類の方が愛着を感じやすく、獣医師から動物を借りるなど。持続可能な飼育の形を考えるべきだ。

 

 皆さんの学校にはまだ飼育委員会がありますか?それとも栽培委員会?

 私は、この委員会の目的は何だろうと疑問を感じていた一人でした。

 こんな時代だから小さな命を慈しむって大事です。

 だったら委員会の子だけが世話をするのでなく、各学級に当番活動として引き継ぎ、全ての子に世話の体験をさせるのが教育だと思いますが、いかがでしょう?