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No595 世界の映画賞

 今日の朝日新聞朝刊の「文化・文芸」コーナーの見出しは、「アジア映画もう『よそ者』じゃない 『パラサイト』快挙 芸術性も娯楽性も」でした。アカデミー賞は「アメリカ映画の祭典」という冠詞を付けられることが多い中で、昨日の「パラサイト」がアジア映画として頂点に立ったことは格別の価値があるとしています。 

 

 そこで、今日は他の映画の賞も調べてみたくなりました。

 

ゴールデングローブ賞 第1回が1944年で、アカデミー賞の前哨戦として、毎年1月に発表されます。映画部門とテレビ部門に分かれて、88人のハリウッド外国人映画記者協会の会員によって先行されます。2020年ドラマ作品賞は「1917 命を懸けた伝令」、コメディー・ミュージカル作品賞「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」でした。

 

ニューヨーク映画批評家協会賞 批評家たちが選ぶ映画賞で、1935年に設立された最古で影響力がある映画賞。2019年第85回は、「アイリッシュマン」でした。

 

アニー賞 1972年から始まり、アニメ映画の最高峰を決める映画賞。2019年は「スパイダーマン スパイダ―バース」でした。

 

ラジー(ゴールデンラズベリー)賞 アカデミー賞授賞式の前夜に最低映画を決める映画賞。今年は「キャッツ」がノミネートされています。

 

カンヌ国際映画祭

1946年に始まり、フランス南部の都市カンヌで毎年5月に開催される映画祭です。最高賞はパルム・ドールと呼ばれています。日本では、衣笠貞之助監督「地獄門」、黒澤明監督「影武者」、今村昌平監督「楢山節考」、「うなぎ」、是枝裕和監督「万引き家族」がこの賞を受賞しています。2019年は、「パラサイト 半地下の家族」でした。

 

ベルリン国際映画祭

1951年に始まり、ドイツのベルリンで毎年2月に開催される映画祭です。今年は70回になります。最高賞は金熊(ゴールデンベアー)賞です。日本では、1963年今井正監督「武士道残酷物語」、2002年  宮崎駿監督「千と千尋の神隠し」が、この賞を受賞しています。2019年は、「シノニムズ」でした。全く知りませんでした。

 

ベネチア国際映画祭

イタリアのベネチアで毎年8月末から9月初旬に開催される世界最古の歴史を持つ映画祭です。最高賞は金獅子賞です。日本では、第12回黒澤明監督「羅生門」、第19回 稲垣浩監督「無法松の一生」、第54回 北野武監督「HANA-BI」がこの賞を受賞しています。2019年第76回は「ジョーカー」でした。