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No594  パラサイト

  えっ、ウソでしょ?今日は、アカデミー賞の発表を楽しみにしていたのですが、見事に予想が外れ、「パラサイト 半地下の家族」が作品賞と監督賞、さらに脚本賞、国際長編映画賞の四冠に輝いたのは、驚きました。

 カンヌ国際映画賞でパルムドール、ゴールデングローブ賞で外国語映画賞を受賞し、世界各地の122の賞を受賞したのですから、当然と言えば当然なんでしょうが、意外でした。まさに台風の目になりましたね。

 

 昨日は、渋谷で観てきました。15:30の回だったのですが、完売でした。先週も日比谷で完売でした。日本でもこの映画への関心が高く、若い人たちがたくさん観に来ていました。

 

 パラサイトとは、適齢期を過ぎても結婚をせずに親元で暮らす人のことで、正確にはパラサイト・シングルといい、英語のparasiteからきているカタカナ語で、意味が寄生虫、寄生植物であることから、悪いイメージで使われることが多いと書かれてありました。

 

 韓国では、約82万の人が半地下で暮らしているそうです。半地下にする理由は、北朝鮮と深い関係があり、有事の時には避難場所として使うためだそうです。

 

 半分だけの低い窓、トイレが高い位置に設置されているのも印象に残りました。

 

 まさに超格差社会韓国の現実を見た気がしますが、日本はどうなんでしょうか?

 貧しさといっても日本では、「万引き家族」をイメージしてしまいますが、この家族は心は貧しくないので、日本的で理解できてしまいます。

 

 この映画を観ようと思ったきっかけは、ポスターなのです。登場人物が全員目隠しされていて、投げ出された足も印象的でした。キャッチコピーも「幸せ 少しいただきます」でした。

 

 我が家にある韓国映画のDVDは、「息もできない」「My Brother」「クロッシング」「母なる証明」「シュリ」「ブラザーフッド」「僕の彼女を紹介します」「インファナル・アフェア」がありますが、久々に観たくなりました。