· 

No589  マンガの活用

 2月4日(火)の神奈川新聞朝刊の教育欄の見出し「学校で漫画活用の試み 『ドラえもん』で読む力」が目に留まりました。

 

 埼玉県の飯能高校では、図書館に大量の漫画が並ぶそうです。漫画をきっかけに他の本に興味を持った生徒もいるそうです。

 

 授業に用いた例も紹介されていました。小学4年の国語で「ドラえもん」の「ピーヒョロロープ」という回(笛で音楽を吹けば、その曲のテーマ通りに動く不思議なひもの話)を使用し、最後の2コマを隠し、結末を考えるそうです。えっ、これってまさに文豪道場ですよね。

 

この先生の思い

・泥棒に押し入られたドラえもんとのび太がその道具でどう危機を切り抜けるか。文脈と伏線を正しく理解することをねらう。

 

・児童の読解力向上には、多くの物語には起承転結などの「型」があり、それを自ら読んでわかる「達成感」が欠かせない。 

 4コマ漫画はピッタリなんですよ。

 

・授業での漫画活用は、実践例がいくつかあるものの体系化はされていない状況にある。子どもが漫画で深い読みができれば、学校で文学を読むときにも反映があるはずである。

 

 日本財団などは、「これもマンガだ!」プロジェクトを展開中。学びに役立つ200作を選定。作品は11分野に分かれ、ウェブでは選定コメントが見られるそうです。

 

プロジェクト事務局長さんの話

・近年の漫画は映画やドラマの実写化に備えて現実味が求められるようになっており、監修や考証が特に緻密になっている。一流の研究者や専門家が製作に協力しており、学習と娯楽の両方になるような作品が増えている。

 

 先日の読売出版広告賞も使えそうですし、長谷川町子さんの「サザエさん」、「いじわるばあさん」からもたくさん使えそうです。文豪道場のネタは、周りにたくさんあるのです。好奇心でいつもギラギラしていたいですね。