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No580 韓国の漢字教育

 1月25日(土)の読売新聞朝刊の「学ぶ 育む」の「新 世界の学校」からです。今回は、「漢字 小学校で先取り」という見出しでした。

 韓国の南部にある河東群にある小学校で、放課後の特別授業に漢字を取り入れていることが紹介されていました。

 週1回40分の特別授業は全校対象に行われ、年末には漢字検定を受けて実力を試すそうです。

 

 韓国では、日本語のひらがなやカタカナに相当する表音文字「ハングル」だけで読み書きする習慣が定着し、実生活ではほとんど漢字を使うことがないそうです。

 小学校の教育課程では、1006字、漢字を体系的に指導するよう求める一方、学習時間は各学校が「自律的に決める」んだそうです。「自律的」ってすごいですね。

 

 中・高に進むと「漢文」の授業で計1800字を教わる機会がありますが、受験競争が激しいので、親しむ時間がないのが現状のようです。

 

 韓国では、1948年の建国以来、日常生活で漢字の使用を控える「ハングル専用」政策を進めてきました。1987年には、新聞各紙から漢字の姿が消えました。

 2016年には、推進派の主張から漢字300字を小学校の教科書に記載することが決まりましたが、児童の負担への懸念が強く。翌年廃止になりました。

 漢字は今も韓国世論を二分するテーマだそうです。