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No577  木造校舎

 今日の読売新聞朝刊の「学ぶ 育む」の「最前線」は、「校舎や体育館 木造新築増加」という見出しで目に留まりました。

 公立学校の校舎や体育館を新築する際に木造にする事例が増えているそうです。戦後、鉄筋コンクリート造が多くなりましたが、2018年度に木造で新築された校舎は2割を超えたそうです。(172棟、22.6%)

 

 皆さんは、木造校舎の経験がありますか?私は、小学校2年生まで2階建ての木造校舎でした。3年生から新築のRC造の3階建ての校舎になり、近代的に見え、誇らしく、経験のない3階に早く行きたいと思ったのを思い出しました。

 

 富山県魚津市立星の杜小学校が紹介されていました。3校が統廃合され、昨春開校しました。初の木造3階建てだそうです。

 この学校では、木を通じて自然の保護と活用を学ぶ「木育」を掲げています。子どもたちが、校舎の外壁にペンキを塗って補習するんだそうです。素敵です。

 

 木造はRC造に比べると

 〇転倒した時になどに衝撃を吸収しやすい。

 〇自然に湿度調整ができ、断熱性も高い。

 〇1平方メートル当たりの単価が安い。

 ●太陽光や風雨による劣化が進みやすい。

 ●維持管理に手間がかかる。

 

 他にも東京江東区木場にある小中一貫校の有明西学園、東日本震災後16年後に住民が集団移転して高台にできた宮城県東松山市立宮野森小学校が紹介されました。 

 

 教育環境研究所の所長さんの話

「少子化で学校の整備が『量より質』重視に変わり、より快適な環境を模索するようになった。手入れをすれば長持ちする木造は、物を大切にする心を育む学校に適している」

 木のぬくもり、木のよさがもっともっと見直されてほしいですね。