今日は1月17日(金)読売新聞朝刊の「学ぶ 育む」からです。「最前線」というコーナーの見出しは「国立大『文理融合』学部創設進む」とありました。
国立大学で文理融合の動きを活発化したのは10年代半ばから
文科省の国立大学改革方針(2019)は、「文理横断的・異分野融合的な知を備えた人材の育成」
九州大学 共創学部(2018)
国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)など複雑な課題の解決にあたる国際的な人材育成が目標。学生には海外留学を義務付ける。
「情報系」滋賀大学 データサイエンス学部(2017)、広島大学 情報科学部(2018)
「地域貢献型」宇都宮大学 地域デザイン科学部(2016)、愛媛大学 社会共創学部
その他 横浜国立大学 都市科学部、新潟大学 創生学部
文理融合には壁もあり、群馬大学は20年度に情報系の新学部を設置する予定だったが、見送られました。「情報」の用語一つ取っても、文系、理系で違いがあったそうです。
科学技術振興機構研究開発戦略センターの研究報告(2018)
文系・理系の連携を妨げる要因
①研究方法や用語の違い
②社会的課題に対する認識の違い
③コミュニケーションと信頼の不足
④研究成果に対する評価の違い
もし皆さんが生まれかわったら、同じ学部を受験しますか?
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