今日の朝日新聞朝刊の社会面の「ニュースQ3」の見出しは、「子どものゲーム時間 条例でコントロール?」でした。
「子どものゲーム機の使用は平日は60分間まで」こんな条例の素案を香川県議会がまとめ、議論が沸き上がっているというのです。
ゲームを使うのは平日は60分、休日は90分。
スマートフォンなどの使用も中学生以下は午後9時、高校生は午後10時までを規準にするように保護者に求める。罰則なし。
県議会は3月に条例を成立させ、4月施行を目指す。(制定されれば全国初)
条例の目的は依存症の防止。10~20代で平日のゲーム時間が6時間以上が24.8%。4人に1人ということ。
香川県では、41人の県議すべてが参加する議員連盟が生まれ、案の検討を進めた。
時間制限の根拠にしたのは、県独自の調査。小中学生でスマホやゲームを1日1時間以上する人は、全くしない人に比べ、国語と算数の正答率が低かった。
中国の規制も参考にしました。中国では、深夜のオンラインゲーム禁止。平日90分、休日3時間まで。
専門家の意見
増田さん(心療内科医)「多くの家庭で子どもたちの発育に悪影響が出ている状況をコントロールできていない。きわめて先進的だ。他の自治体や国も続いてほしい」
尾木さん(教育評論家)「子どものゲーム依存の問題は、家庭や学校で対応できるレベルを超えている。子どもを守るためには、本格的な規制も検討すべきだ」
曽我部教授(情報法)「私生活の自由を制限するのに問題はないが、時間制限については、個々の家庭の事情を無視した一律の規制には慎重になるべきだ」
罰則なくてこの条例は浸透するのでしょうか?
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