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No560 宝島社の広告3

 今日は、昨年と同じ1月7日に宝島社の企業広告が読売、朝日に同時掲載されました。

 新聞紙1枚を使った30段広告なのでインパクトがあるのです。

 

 昨年のテーマは、「嘘」です。覚えていらっしゃいますか? 

「敵は、嘘。」 読売新聞全国版朝刊、日刊ゲンダイ掲載された、イタリアの史跡「真実の口」の写真でした。

 もう一つは、「嘘つきは、戦争の始まり。」 朝日新聞全校版朝刊掲載された、油まみれになった鳥の写真でした。

 

 今年の読売新聞は、長谷川町子さんの「いじわるばあさん」

 ヤなことは見えない。メンドーなことは話さない。ツゴウのわるいこと聞こえない。

 「長寿先進国おめでとう」と右下に小さく書かれています。

 これって、今年の「座右の銘」にしようかしら?カタカナの使い方もオシャレですね。文豪道場でいかがですか?

 

 ちなみに毎日新聞は、「なんで、長生きしたんだっけ」と言って、いじわるばあさんが棺桶から出てきます。

 

 日刊ゲンダイは、いじわるばあさんともう一人のばあさんの会話。

 「昨日? そんな昔のこと、わからないね。」「明日? そんな先のこと、わからないよ。」

 

 朝日新聞は、30年前のベルリンの壁崩壊の写真からです。

「ハンマーを持て。バカがまた壁をつくっている。」

 こんどの壁は、見えない壁だ。あれから30年。

 ベルリンで壁を壊した人類はなんのことはない、せっせと新しい壁を作っている。

 貧富の壁、性差の壁、世代の壁・・・見えない分だけ、やっかいな壁たち。

 そろそろもう一度、ハンマーを手にする時ではないか。

 私たちはまた、時代に試されている。

 

 コピーも写真も、メッセージも強烈ですね。さすがプロ。

 

 ちなみに日本経済新聞は、

「次のジョブズも 次のケネディも 次のアインシュタインも、きっと、女。」

 この絵は、「民衆を導く自由の女神」で、ドラクロワによって描かれ、フランス革命を主題にしています。

 

 皆さんは、どの広告に心が動かされましたか?