やっと今日から新聞が読めるホールが開きました。暮れの30日から昨日の3日まで読めなかったのでした。
早速、今日の読売新聞を読むと、「月刊寅さん」でファンになった精神科医の名越康文さんの記事が出ていました。
「困難乗り越えるには・・」「自分の脳 最大の敵」という見出しでした。
印象に残った言葉を抜粋してみます。
・困難や挫折に直面した時、向き合った方が良い苦しみとそうでない苦しみの2種類がある。
・人は苦しみがないと磨かれない面がある。ただ、どこまで頑張るかは、必ず限界を設定しておくべきだ。
・乗り越えるとき最大の敵は、自分の脳である。嫌な記憶が繰り返し思い出となって襲ってくる。
・効果的なのは深呼吸。ただしコツがあって息を吸ったら4秒以上息を止め、ゆっくり8秒かけて吐く。これを5回もやれば気持ちがかなり切り替わる。
・異なる世界の人に相談するのも効果的だ。
・自信を失い、周囲への不信感で苦しい時は、立ち直るきっかけが必要だ。街で困っている人をちょっと手助けするだけでも心は持ち直す。
・挫折した時のために準備できることもある。毎日朝の気分を高めることだ。朝の習慣がいざという時の耐久力になる。
・眠れない日、食事がおいしくない日が1週間続けば、専門家への相談をためらわない。
その下に書いてあったこと 東大玄田教授(労働経済学)「希望学」の第一人者の話
・挫折を克服した人ほど希望ややりがいを持っている。挫折は希望の源になる可能性がある。
・最初の就職後、5年以内に仕事上の挫折や失敗を経験した人は約半数
・「今の仕事に希望を持っている」
挫折を克服した経験のある人57.5%
挫折を乗り越えていない人45.0%
挫折をしていない人47.2%
・中学3年の時に希望していた仕事に就いた人15.1%
・挫折と向き合うことで自分の本当の可能性や適性に気付くこともある。回り道をする中で、希望に出会うことが多く、行動し続けることが大切だ
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