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No542  校則ブラック化

 校則を扱うのは3回目です。12月1日(日)の朝刊の記事からです。

 

 校則は、明治時代の「小学生徒心得」が原型とされるそうです。

 校則が注目されたのは、校内が社会問題化した1980年前後で、「頭髪の乱れは心の乱れ」などと言われ厳しくなり、「丸刈り訴訟」も起きました。そういえば私の隣の中学は丸刈りでした。

 

 80年代後半から国は徐々に中学高校に行き過ぎた校則の見直しを始めるのですが、大きな転機は、神戸の公立高校の女子が登校ギリギリに駆け込むと教員が閉めた門と壁に頭を挟まれ、亡くなった事件。覚えている人いますか?

 

 この30年で厳しくなったと言います。

「ゼロトレランス」という言葉をご存知ですか?

直訳すると「高密度ゼロ」という意味で、ルールを厳格に適用するルールのことを指し、規則や懲戒規定を知らせ、違反者は例外なく処分します。アメリカで90年代に浸透したそうです。

 文科省は「ゼロトレランス方式にも取り入れられている方法を参考にして指導方法の確立に努める」通知を出したそうですが、ご存知でしたか?

 

 福岡県の高校(7割の生徒)の調査「校則を守るのは当然」

68.3%(2001)→75.4%(2007)→87.9%(2013)

 桃山学院大平野講師(社会学)の話

「推薦入試などで大学に入る学生が増え、日常生活への評価が進学に直結するようになった。教員に不満をぶつけたり校則を破ったりしないのは、進学のための合理的な判断ではないか」

 

 関西学院大桜井教授(教育社会学)の話

「日本ではルールの意味を考えることが軽視されている。なぜそのルールがあるのか、本当に必要なのか、教員を含め、自らの集団について常に問い直すことが、学校には欠かせないはずだ」

 

 皆さんは校則のこの流れを読んでどう考えますか?

 中学の時、新聞にあるように①髪の毛の長さが決められていましたか?②スカートの長さは?③眉毛を剃ってはいけない④整髪料を使ってはいけない⑤下着の色が決められている⑥帰宅途中に買い物をしてはいけない 

 ありましたか? 私0