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No526  不登校に疲弊する母たち1

 11月28日(木)の朝日新聞朝刊の生活欄に「不登校 疲弊する母たち」という見出しが目に留まりました。

 

 不登校の小中学生は全国で約16万5000人。

 二人の母親のメールが紹介されていました。今日は1人目。

 

①東京都内に住む女性(40)

・「共働き家庭の場合は特に、子どもの不登校は死活問題です」

・3年生の息子 昨冬ごろから「行き渋り」が始まる。

・毎朝「行くのか行かないのか」とやきもきし、間に合わないと会社に遅刻を伝える。

・会社の上司「不登校は病気じゃないだろう」「何時に来るのか、わからないのは困る」

・結局時短勤務にし、月収5万円減。

 

・4月に子どもは完全に不登校

・仕事が激務の夫には頼めない。

・実家の親は息子につらくあたる。

・「なぜ母親ばかり・・・」精神的に追い詰められていく。

 

・インターネットの相談では、「仕事をやめたら?」という声

・学校からは小さなことでも面談の要請がしばしば

・夫が一緒に行った時だけ「お忙しいのにすみません」

 

・息子は、今短い時間だけ通えている。

・ようやく理解してくれた母親の助けを借りて綱渡り状態。

・「学校から逃げてもいいというメッセージが社会にあふれているけど、逃げた先でどうするか、考えるのも対応するのも母親。負担が大きすぎる。」

 

 確かに、共働き家庭の不登校は死活問題ですね。 明日に続く。