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No517 走り高跳びのケガ  

 11月23日(土)の神奈川新聞朝刊のショッキングな記事です。見出しが、「体育授業で小6失明」「走り高跳び支柱当たり 園芸用品代用し事故 真鶴」とありました。

 

 地下鉄の神奈川新聞ニュースにも流れていました。

 今月7日、真鶴の小学校で、3時ごろ(6時間目?)の体育館で体育の授業(6年生約40人)で走り高跳びの練習中に起きました。

 バーを支える高さ1メートル超の支柱の先端が左目に当たり、眼球損傷。搬送先の病院で失明と診断されました。

 

 子ども達は複数のグループに分かれて練習していました。

 器具は先のとがった園芸用品の支柱2本を児童が支えていました。

 約30センチの高さにバーを見立てたゴムひもを張っていました。

 高跳びの器具は同校の教員が園芸用品を代用して自作したものです。

 男児が事故に遭った際、担任教諭は別グループを指導していました。

 

 皆さんは、この器具のイメージが掴めますか?

 最近は体育倉庫で見かけなくなりましたが、ミルク缶に支柱をセメントで固めた物を使いました。主事さんに作ってもらいました。園芸用品ですから、それとは違うものかもしれませんが。

 

 いくつか疑問が残ります。

①なぜ支柱の先がとがっていたのか?

②なぜ支柱の高さが1メートル超なのか?

③なぜ支柱が倒れたのか?ゴムを張っていなければ倒れなかったのか?

④失明した子は、支柱を持っていた子なら、支柱をちゃんと持っていたのか?

 跳べていたら倒れないのですから、かなりの圧力がかかったのか?

 

 落ちたバーを拾って、バー受けに置くために左右に人を配置し、ローテーションする方法を取るのは一般的ですが、私は、「支柱から1メートル離れなさい」と指示を出しました。それは、支柱が倒れることよりも、バーが飛んでくることがあって危ないからです。

 

 事故が起きると、先生の立ち位置も問題になります。死角を作らないことです。

 子どもも先生も運が悪くお気の毒ですが、事故は起きてからでは遅いので、未然に防げるものは防いでおきましょう。