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No512 キャリア教育

 昨日に続いて11月16日(土)の「教育ルネサンス」の「特別活動の再発見2」からです。テーマは「キャリア教育」です。新学習指導要領では、特別活動をキャリア教育の中心に位置付けるそうです。ご存知でしたか?

 

 川崎市の4年生の学活の授業「5年生になるまでに自分は何をするべきか」

事前アンケートでは子どもたちのほぼ全員が「前期で自分は成長した」と回答したと書かれています。??

 皆さんのクラスで同じアンケートをしたら全員成長したと書けますか?

 

「5年生は低学年の手本です。」「委員会は責任重大」という現5年生の声のビデオを授業で見せたそうです。プレッシャーですよね?私が児童ならうっとうしいです。

 

「『当番もクラブ活動も大人に頼らずにできるようにする』などと、成長するためにやるべきことに気付いていく。」

 好きだから夢中になった。気が付いたら大人に頼らずできていたではないですか?多くの子がこんなことを語るクラスが理想ですか?

 

「この日振り返った結果を『キャリア在り方生き方ノート』につづられる。学年初めにみんなで決めた学級目標と自分の目標を書いたうえで、定期的に振り返った結果などを蓄積するもので、市が作成し、3年前に全市で導入した。今では小1から高3までの12年間を計5冊になるノートを見返すことで、成長ぶりが分かるようにしている」

 

 秋田県では2012年から「キャリアノート」を導入し、8年目を迎え、中学、高校に引き継がれ、いつでも見られるように教室内の棚に並べてあるそうです。生徒が経験してきた活動や考えを把握できる・・・

 これって先生の指導資料に使うのでしょうか?ありえない。

 

 振り返ることは大切です。自分の課題を見つけ、それを努力して克服できる人は伸びます。授業の中でも振り返る機会は増えたと思いませんか?

 しかし、毎日、毎時間記録や発表が必要ですか?こんなに記録しなくても人間は成長します。それは、人それぞれにある時立ち止まって、自分を振り返るからです。

 振り返りを強制していくと、自己陶酔者か偽善者を育成するようなものです。

 

 英語ができて、プログラミング的な思考ができて、自分の成長を記録してきた成功者が考える理想の教育なんて、私にはちっとも魅力的に映りません。

 それより、日本語を味わい、型にはまらない柔軟な発想ができ、他人から成長を伝えてもらえるような子どもを育てたい。へそ曲がりでしょうか?