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No498 国語に関する世論調査1  

「国語に関する世論調査」は、文化庁が平成7年度から毎年実施しています。     平成30年の結果が、先月29日に発表があり、ニュースでも見ました。翌日の朝日新聞朝刊にも記事が載っていたので紹介します。

 

 3つの慣用句等の「憮然」、「御の字」、「砂をかむよう」は、本来の意味と違う方が多く選択されるという結果になりました。

 「憮然」は本来の意味は、「失望してぼんやりしている様子」(28.1%) ですが、「腹を立てている様子」(56.7%) と思っている人が多かったという結果です。30代以下は、本来の意味を選んだ人が多く、16~19歳が69.5%で一番でした。

 

 「御の字」は本来の意味は、「大いに有り難い」(36.6%) ですが、「一応、納得できる」(49.9%) と思っている人が多かったという結果です。これは、16~19歳が27.1%で一番下でした。

 

  「砂をかむよう」は本来の意味は、「無味乾燥でつまらない様子」(32.1%) ですが、「悔しくてたまらない様子」(56.9%) と思っている人が多かったという結果です。これは、60代以上の正答率が一番高く、42.9%でした。

 

 「自分の言うことに、うそ偽りがないことを固く約束するさま」を正しい「天地神明に誓って」は32.1%に対し、間違いの「天地天命に誓って」は53.7%でした。これも60代の正答率が39.6%で一番高い結果でした。

 

「前言に反したことを、すぐに言ったり、行ったりするさま」を正しい「舌の根の乾かぬうちに」は60.4%に対し、間違いの「舌の先の乾かぬうちに」は24.4%でした。正答率は、40 代以上が高い結果を示していました。 

 

「論理を組み立てて議論を展開すること」を、正しい「論陣を張る」は、29.5%に対し、間違いの「論戦を張る」は、44.0%でした。正答率は、50~60 代を除く全ての年代で高くなっていました。

 勘違いっていっぱいるもんですね。

 

 「国語に関心がある」は、76.4%でした。読書については、47.3%が1か月に1冊も本を読まないという結果でした。読書量は減っていると回答したのは、67.3%でした。

 電子書籍は、利用するは、25.2%で少しずつ増えています。