台風、ラグビー、あっという間の3連休でした。昨日は、人も車もいつもより多く、街が賑やかでした。交通もストップし、店も閉まっていた反動だったのでしょうか?
「真実」観てきました。私たち世代が多く観に来ていたのが印象的でした。私としては、期待が大きかっただけに、やや物足りなさを感じました。父と息子では、こういう映画はできなかったでしょう。ただ真実って何だろうとは考えさせられました。
パンフにあった小柳さんというライターの方の解説に「近松門左衛門の虚実皮膜論ではないが、真実とは現実と虚構の間の微妙な狭間にあるのではないか」が心に残りました。
さて、今日は、母の施設にあった昨日の毎日新聞朝刊の「教育の窓」の記事からです。
OECDのシュライヒャー教育・スキル局長と東大の秋田教授との対談が載っていました。シュライヒャー氏の印象に残る言葉を抜粋してみました。
・これからは資質のある教員に、困難を抱えている生徒を担当してもらうことが必要だ。
・どの生徒にもそれぞれのニーズがあり、教育リソース(資金、人員、設備など)の配分は子どもに合わせる。フィンランド、デンマーク、カナダは配分がうまくいっている。
人員の最適配分大事です。1日も早い改善を望みます。
・教員は、より魅力的な職業とすることが求められる。
・フィンランドやオランダのように、教員自身が受け身ではなく、同僚から学んだり専門性を持ったりして、「革新的な教育の設計者」とならなければならない。
革新的な設計者って魅力的な言葉ですね。
・教員や校長がそれぞれの権限を十分に発揮していないのではないか。
・横断的なコラボレーションが重要で、それは国の改革を待たなくてもいい。
・アイデアを集約し、足元から作り上げていく姿勢が重要だ。
・正しい方向性を持つ学校のリーダーは、地域社会の心臓部にもなる。
・日本社会の成功は、教育によるもので、教員の質は高い。
・将来に備え、生徒の主体的な力を育ててほしい。
現場主体の改革をぜひ実現して欲しいものです。
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