半年ぶりにクレマチスの丘に来てます。何度来てもここは感動します。おススメです。
さて、今日もラグビー、最後の「横浜ラグビー物語 下」からです。
「最高の芝でおもてなし」「会場準備ぬかりなし」の見出しからわかるように裏方さんの話です。
今回の決勝の舞台になるのが、横浜国際総合競技場。Jリーグの横浜F・マリノスのホームスタジアムの1つで、日産スタジアムとしいう呼称で親しまれています。
新横浜ですから、我が家からも近く、ちびっこ駅伝の引率で何回か行きました。
2002 FIFAワールドカップ日本・韓国共同開催の決勝戦もこの会場でした。
選手が激しくぶつかり合うラグビーの場合、いつもサッカーで使われる芝より耐久性が必要だそうです。そのためにハイブリッド芝を採用し、昨年6月に全面張り替えました。
昨年10月のニュージーランドVSオーストラリア戦で芝の状態が試されました。
結果は、台風の影響で塩分を含んだ雨が降り、弱った芝が所々えぐられました。
芝の管理は、季節にあった夏芝と冬芝の割合の兼ね合いだそうです。
今年の夏は梅雨明けが大幅に遅れ、夏芝が思うように伸びず、逆に冬芝が増えてしまいました。
そこでこの8月に約3分の2を予備のハイブリッド芝に張り替えたんだそうです。
「子どものように育てた芝を捨てることに抵抗があった。それでも選手たちに最高の舞台で戦ってもらうため、常に最善の選択をするだけ」と言っています。
育てたものを捨てるのは辛かったでしょうね。でもすごい。プロの仕事ですね。
こんなグリーンキーパーさんの努力も子どもたちに話してみてはいかがでしょう。
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