9月2日(月)の朝日新聞朝刊の教育のコーナー「ブラック校則反対 6万人の署名提出」の記事が、4日(水)の読売新聞朝刊の「新聞@スクール」のコーナーにも同様の記事が載っていました。
8月に学習支援NPO法人「キッズドア」や「ブラック校則をなくそう!プロジェクト」が、文科省に実態調査の実施を求める要望書と6万人分の署名を提出しました。6万人という数字には、やや物足りなさを感じます。
2017年に大阪府立高校の女子高生が生まれつき、茶髪の髪を無理やり黒く染めさせられたとして、府に損害賠償を求める訴訟を起こしたことが注目のきっかけとなりました。
2017年末から約300の事例が寄せられました。ここ30年で校則は強化されていると指摘しています。
・黒髪強要 ・くせ毛強制 ・日焼け止めクリーム禁止 ・マフラー着用禁止 ・肌着の色の指定 ・眉や肩にかかる髪の長さはNG
ネットでは、他にもこんな例が載っていました。
・ポニーテール禁止 ・ブラジャー禁止 ・シャープペンシル禁止
・恋愛禁止 ・登校中の水分補給禁止・・・・
以前、6月5日(No344)にも「おかしな校則」を紹介しました。
「制服でスーパーマーケットに入ってはいけません」「スカート丈、靴下は白の三つ折りのみ」「大声を出してはいけない」「異性と歩いてはいけない」「休みの日でも外出時は制服を着用する」「手袋禁止(軍手のみ)」「鬼ごっこ禁止」「観光客を冷やかさない」「短刀は持ち込まない」 強烈でしたね。
校則なしは理想だと思います。髪型の乱れは生活の乱れにもつながる例が多かったのは事実ですが、個性でもあります。なぜ禁止なのかに説得力があればいいと思うんです。
校則の徹底よりも、マナーとか品を大切にする教育をしたいですね。
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