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No434  採用と養成  

 9月1日の朝日新聞朝刊の教育考差点は、「いい先生 どう養成」というテーマで書かれていました。

  教職員支援機構の百合田さんの話に注目です。

  「ばらつきの少ない教員を生み出すシステムは均質な労働力が大量に求められた経済性成長期にはうまく機能してきたが、現在は社会が急速に変化し、学校も様々な価値観を持つ教員が求められている。日本の教員養成は硬直化し、時代から取り残されていると言わざるを得ない。」と言っています。「硬直化」は、キーワードです。

 

 「どんな教師を育てるべきかという理念について大学、行政、学校をまたいだ実質的な議論が十分になされていない。」 同感です。

 

「教職の魅力を高めるためには、養成と採用のシステムを見直す必要がある。採用も候補者を均一な試験でふるいにかけることで教員の質を保証する手法を見直し、多様な人材を丁寧に選び、成長する機会を保障する支援策を充実させることが求められている。」

   

   採用と養成という視点で、昨日の宿の若手の男の子に、カウンターでビールやワインを飲むながら、いろいろと尋ねてみました。

  驚いたことに特別な研修制度はなく、働きながら先輩たちの姿を見て身につけていくそうです。

   教員も本来こうして身につけていったものですが、いつの間にか個人主義になり、こういう姿は見られなくなったように思います。

 

  また、この宿では、50代の女性がたくさん働かれているのですが、どの方も感じがいいのです。どうするとこういう人を集めることができるのか、前支配人に尋ねてみました。

   印象に残った言葉は、バックヤードで文句を言っている従業員は、お客様に最高のサービスはできずに、やめていく。

 

   何か困難があったら、人のせいにせず、チームで対応しているかを問う。

 

  リーダーとして、全力で部下を守る。

  

   これができている職場なら働き方改革は進むと思いませんか。教員の疲労感は時間ではなく、もっとメンタルな部分ですよね?