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No429 地口  

 寅さんの口上を調べていくと、地口(じぐち)という言葉にぶつかりました。ご存知でしたか?言葉遊びの一種で「洒落」とほぼ同じ意味です。これも2学期の文豪道場で使えそうですね。

 

①有名な文句をもじったもの

・「舌切り雀」→「着たきり娘」

・「お前百までわしゃ九十九まで」→「お前掃くまでわしゃ屑熊手」

・「しづ心無く花の散るらむ」→「しづ心無く髪の散るらむ」

・「沖の暗いのに白帆が見える」→「年の若いのに白髪が見える」

 

②韻を踏むことによってリズムをつけるだけで、特に意味のないもの

・美味かった(馬勝った)、牛負けた

・美味しかった(大石勝った)、吉良負けた

・驚き、桃の木、山椒の木、狸に電気に蓄音機

・おっかさんの落下傘

・いないないばあさん

・何か用か(七日八日)九日十日

・アイムソーリーヒゲソリー、髭を剃るならカミソリー

・何のこっちゃ、抹茶に紅茶

 

③掛詞の技法を使い、後に意味のない言葉をつなげたもの

・すみま千円(「すみません」と「千円」)

・あたり前田のクラッカー(「当たり前だ」と「前田のクラッカー」)

・その手は桑名の焼き蛤(「その手は喰わない」と「桑名名物の焼き蛤」)

・恐れ入谷の鬼子母神(「恐れ入りました」と「入谷の鬼子母神」)

・どうぞかなえて暮の鐘(「どうぞかなえてくれ」と「暮の鐘」)

・申し訳有馬温泉(「申し訳ありません」と「有馬温泉」)

 

穴埋め問題のクイズにできそうでしょ?