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No417 働き方改革10

 昨日に引き続き、今日も「働き方改革」がテーマです。昨日は、ナンバーが8になっていますが9の間違いでした。失礼しました。退職しても働き方改革には関心が高いです。

 昨日の朝日新聞朝刊には「働き方改革 先生の本音は?」ということで小学校教員座談会の記事が出ていました。タイムリーでした。

 

 市内の小学校の先生4人による座談会です。どういう方が選ばれたのかしら?女性3人、男性1人の構成でいいのかしら?40代がいないのはなぜ?地域差は?そんな疑問を感じました。

 

 ①多忙感 4人とも感じています。多くの人はそう感じているでしょう。

 

 ②原因 記録、会議、トラブル対応、保護者対応、行事

 会議、行事は減少傾向にあると思いますが、なくすのには勇気がいります。現状が限界なのでしょうか?まだできるような気がしますが、いかがでしょう。

 

 トラブル対応、保護者対応は増加しており、これが一番のストレスになっているはずです。これが軽減されない限り、負担感はなくならないのです。

 それには、どれだけ相談できる体制、支えてくれる体制があるのか?先生に学べる環境があるのか?だと思うのですが。

 「研修の時間を減らしてほしい」という意見がありましたが、研修せずして、どれだけ成長できるのでしょう。学ばない先生の学級に学ぶ意欲は育たないと思います。

 

 ③「時間外勤務月80時間超の教職員の割合ゼロ」目標 4人とも無理(これが実態)

 

 ④英語・プログラミングの負担 3人が実感。これ大きいですよね?

 

 ⑤働き方改革で一番大切なこと 地域と保護者が一緒になって育てる。教員を増やしたり、地域とつながる余裕。時間的余裕。子ども達に関わること以外の削減。教育委員会主導などが挙げられていました。 

 

   やはり、管理職のリーダーシップにかかっていると思いませんか。それを支える教育委員会や昨日のような財団であってほしいです。早く帰せば働き方改革ではないのです。

  ‘いい職場があってこそのいい教育‘ですよね?