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No393  ホッとする一言  

 一昨日の朝日新聞朝刊の「渡辺えりの心に残る ひととき」からです。

   今回のテーマは「思いやりを言葉に 私たちも」です。 

 

    まずはじめに、印象に残った言葉は、渡辺さんのお母さんの言葉。

   渡部さんは、小学2年生の頃、いじめが原因で不登校に。

   いじめがやまないのでお母さんといじめっ子の一人の家に行き、いじめないように頼んでもらいました。

    

    よくあるパターンで相手のお母さんは、「おとなしいうちの子がそんなことするはずがない。」その子は、まるで別人の穏やかな表情をしていました。

帰り道にお母さんはこう言ったそうです。

「家で良い子にしていなければならないから、ストレスを抱えて弱いものをいじめるのかもしれない。あの子もきっとつらいんだよ。」いかがですか?

 

 次は「席を譲られて」の77歳の方の話。

    30代くらいの女性に電車で席を譲られた。「ありがとう。でもいいんです」と断ると、車内の空気がとがったような気がした。「隣駅で降りますので」と、慌てて付け加えたが、女性はうつむいてしまった。(中略)

    電車はあっという間に到着。ドアが開く。私は急いでうつむいている女性に近寄り

「ご親切にありがとう。うれしかったわ。きっと良いことがありますよ。」と言って降車した。女性は右手を胸にあててにっこり笑った。

「あぁ、良かった」とつぶやきつつ、家路についた。

    相手を思って声をかけると、心がつながりますと言っています。いかがですか?

 

 最後に53歳の介護福祉士の方の話

 子育てで憧れの先輩Aさんは、娘さんの不登校にも動じない。Aさんは、子どもが出かける時、「楽しんでおいで」と見送るそうです。

    この方もこの言葉を3人の子どもに使うようになり、介護施設でも「楽しんでいらして」と声をかけます。そうするとニコニコ顔になるそうです。いかがですか?

 

  あの人だってつらいんだよ。  きっといいことある。  楽しんできて。

 どこかで、さり気なく使ってみたくなりました。