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蘭学事始No.1

2019年7月24日

お久しぶりです。

3週間前にオランダに引っ越しをしました。

せっかくオランダに来て、仕事もせず(してはいけない)過ごしているので、日本との違いなどについて少しずつお伝えさせていただければと思います!

私が見たり聞いたりしたことを元にお伝えしますので、必ずしも全てのオランダ人に当てはまるかは分からない、ということはご了承ください💦💦

 

今回は、「整列」についてです。

 

日本の学校では、集合の時は駆け足で集まり、素早く整列をしますよね。この当たり前のことがオランダでは珍しいことだそうです。

日本人小学校とオランダの現地校、インターナショナルスクールが交流する場で、日本人学校の児童が綺麗に整列している姿を見ると、オランダ人はびっくりして写真や動画を撮るそうです!!

一方でオランダの小学生は、走らずに集合場所にやってきて、なんとなくその辺りにいる(綺麗に並ばない)だけだそうです。もちろん先生も怒りません...ちょっとこれは、私には考えられませんでした。日本の先生だったら「前の人の頭を見て並びましょう」と言いたくなりませんか...?!

そんなオランダですが、大人も並びません。

バス停も日本とは違い、なんとなくバス停の周りに人が集まり、バスが停車する場所も微妙に毎回ずれるので、バスが来ると乗客は乗り口まで小走りで行って乗ります。

電車のホームにも、日本のようなドアの位置や、並ぶ場所の目印はありません。皆ホームにごちゃごちゃと広がっているイメージです。

 

どちらが良いかという事ではなく

国の文化がそうだから、学校でも並ばせることを教えなくても成り立つんだなと感じた瞬間でした。日本の社会で生きるためには、日本の子供達には並ぶことを教えないと、将来困ったことになりますよね。

(ちなみにオランダ人は並びませんが、我先に!という様子はなく、女性や子供には必ずお先にどうぞと譲ってくれます。)

私はどうしても日本人なので、決まった場所に並んで順番に乗車したり、バスや電車も毎回決まったところに停車してくれたりすればもっと効率がいいのにと思ってしまいますが、国の文化の違いによって教育も変わってきますよね。

 

長くなってしまい、すみません💦

今回は整列でしたが、日本では当たり前と思って学校でも教えていたことが、オランダでは当たり前ではないようだ...という事が他にもいくつかありますので、またお伝えしたいと思います!

 

分かりづらいかもしれませんが、写真はオランダの電車の駅です。乗り降りする人が多い駅ですが、下に日本のような立ち位置が示すものはありません!