昨日は、午前中に障害者保育施設を見学し、午後は10年ぶりに都内の小学校にお邪魔してきました。
1年生の「体つくりの運動遊び」の研究授業でした。やはり、現場はいいですね。この時期に、どの子も45分集中して仲良く取り組めているのに感心しました。
講評では、まず先生方に6つの運動で好きな(指導がやりやすい)領域と反対の領域を尋ねてみると、予想通り、体つくり運動は人気がありません。
表現運動、体つくり運動が好き、得意な領域にならないのは、スポーツに結びつかないからではないでしょうか?他の領域は、スポーツとして存在し、オリンピックの種目にもなっています。
体つくり運動は、動きの例示がたくさんあるのが特徴です。動きのネーミングもありません。だからこそ子ども達にはいいのかもしれません。
子どもは意識していなくても自然と工夫しているのです。同じことは繰り返さない、繰り返せないことが分かりました。
この運動がなく、スポーツ系の領域だけになったとしたら、二極化は、ますます進むと思いませんか。
この発達の時期にこの運動のいろいろな動きに親しませておくこと、仲間と関わりながら進めていく楽しさを経験さえておくことは大事だなと改めて感じました。
がるべるの宣伝もさせていただきましたが、この学校からも何人か興味をもって来てくれたらなあ、なんて願っています。
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