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No370  富士と魔王   

7月1日です。今年も半分終わってしまいましたね。後半戦のスタートです。

 今日も朝からの雨を見ながら、昔を想い出し、懐かしくなりました。実は、今日はよく雨が降る日なんです。

 

    7月1日は、「山開き」「海開き」が多いと聞きます。私の地元(北区十条)は、毎年6月30日、7月1日と2日間に渡って、十条富士神社大祭(通称 おふじさん)が開かれます。参道に300mほどの店が並びます。

    私も小学生までは楽しみでしたが、中学に入るとこの時期、期末テスト前なので行く機会がなくなりました。「おふじさんは毎年雨ねえ」だったのです。

 

   今日は、昨日の原田さんの「魔王」がまだ耳にこびりついているので、調べてみました。

    音楽室に貼られていた作曲家の絵画はものすごくインパクトがあったと思いませんか?シューベルトというと私は、あのメガネが強く印象に残っています。

 

    シューベルトは、1797年生まれですから、日本だったら江戸時代の人です。オーストリアの人で、600の歌曲を残し、「歌曲の王」と呼ばれました。

    生涯独身で、31歳で亡くなりました。死因ははっきりしておらず、魚料理が原因の腸チフスとも梅毒とも、その治療のために飲んでいた水銀中毒とも言われています。

 

   「魔王」は18歳の時に作曲しました。ゲーテの詩なのですが、暗い森を息子を抱えた父親が、馬を走らせます。おびえる子どもを魔王が甘い声で誘います。家にたどり着くと、子どもは息絶えていたというストーリーです。

 

    平尾さんのピアノの前奏がとても印象的で、馬のひづめの音を表現しているんだそうですが、嵐や風のうねりが加わり、緊迫感があります。

    登場するのは、子ども、父、魔王、ナレーションの4人を一人の歌手が歌い分けるのもお見事でした。