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No359  OECD調査

 今日の朝日新聞朝刊では、「教員 進まぬ改革」の見出し、読売新聞朝刊では「日本の教員勤務時間最長」の見出しが目に留まりました。印象が違いますね。

 経済協力開発機構(OECD)は、18年度の国際教員指導環境調査(TALIS)の結果を公表しました。

 

 中学教員の1週間の仕事時間は56時間。授業時間は18時間で平均より短く、授業準備は8.5時間で平均より長く、部活などの課外指導7.5時間、事務業務5.6時間は参加国で最長でした。

 

 小学教員は、仕事時間54.4時間、事務業務5.2時間、授業準備8.6時間は参加国で最長でした。

 1週間で知識や専門性を高めるための「職能開発」に費やした時間は、小学で0.7時間、中学で0.6時間で参加国の中で最短でした。ここですよ。

 

    さらに調べてみると、質の高い指導を行うための支援職員の不足、特別な支援を要する児童生徒への指導能力を持つ教員の不足を指摘する日本の小中学校校長が多く、教材の不足については指摘が少ないことが分かりました。

 

    主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善やICT活用の取組等が十分でないことが指摘されました。小学校の授業内容です。( )内は加盟国平均です。

・知識が役立つことを示すため、日常生活や仕事での問題を引き合いに出す55.6%(76.7%)

・明らかな解決法が存在しない課題を提示する 15.2%(37.5%)

・課題や学級での活動にICTを活用させる 24.4%(51.3%)

 

・児童生徒が学習の価値を見出せるよう手助けする 41.4% (82.8%)

・勉強にあまり関心を示さない児童生徒に動機付けをする 41.2% (72.0%)

・児童生徒の批判的思考を促す 22.8% (82.2%)

・デジタル技術の利用によって児童生徒の学習を支援する 38.5% (66.7%)

・児童生徒に勉強ができると自信を持たせる 34.7% (86.3%)

 

    児童生徒の自己肯定感や学習意欲を高めることに対して高い自己効力感を持つ日本の小中学校教員の割合は低いという指摘でした。

 

    いかがですか?1つ胸を張りたいですよね。応援してます。