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No357 食品ロス

 先週6月12日(水)の読売新聞の「ニュースde道徳」のコーナーで食品ロスの事を取り上げていました。確かに道徳で話し合う価値はあるなと思いました。

 

 まだ食べられる食品を捨てる「食品ロス」が大きな問題になっています。2月の節分で恵方巻きの売れ残りが大量に処分されているニュースを私も観ました。

 農水省の推計によると2016年の国内の食品ロスは、640万トン。全国民が茶わん1杯のご飯を捨てている計算です。世界中で飢餓で苦しむ人への食糧援助量は約320万トン。この2倍の食べ物が日本では捨てられていることになります。

 

 もう少し調べてみると、世界の食品食べ残しランキングでは、オランダが1位、日本は6位ですが、アジアでトップです。

 世界全体では年間の食品生産量は約40億トン。年間の食品廃棄量が約13億トン。生産された食料のうち約1/3が食べられることなく捨てられているという計算になります。

 

 フランスでは、スーパーへはボランティア団体への食品の寄付を義務付けています。

 スペインでは、街中に「フードシェア」と言われる冷蔵庫が設置されています。

 イギリスでは、レストランなどで売れ残ったメニューを袋詰めにして道路に置き、それをホームレスに無料提供している店があります。

 オーストラリアでは、すべて賞味期限間近の食品ばかりのスーパーがあり、すべて無料で提供されています。

 

 コンビニは、消費期限の過ぎた商品を捨てるようにしてきましたが、動き出してきました。 

 セブン・イレブンは、今年の秋から消費期限の近い弁当などの値引きを決めました。電子マネーで支払うとポイントが月、実質的な値引きにする仕組みです。

 ローソンは、沖縄、愛媛で値引き販売の実験を始めました。100円につき5円分のポイントを還元します。

 ファミマは、うなぎや恵方巻などの季節商品は予約制にしました。棚に並ばないため3割は売り上げが減る恐れがありますが、廃棄が減ると利益は4割増えるとみているそうです。

 

 子ども達が考えるには、いいテーマですね。