せっかくの日曜日ですから、芸術に触れようと上野と銀座に出かけてみました。今日は、3つの展覧会情報にお付き合いください。
今、上野です。まずはじめに、国立博物館での特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」に再度訪れました。今日は最終日ということで、混んでます。30分待ちました。
再び帝釈天騎象像と対面でき、感激です。前回とは違う角度で写真が撮れました。
新しい発見ができました。360度パノラマのおかげです。
増長天は、右の邪気が後ろ向きで踏んづけられていました。
持国天は、衣の後ろが長いことに気づきました。
金剛夜叉は、右足の親指が立っていました。
隆三世は、後ろに顔がありました。
大威徳は、水牛の足の折れ方は変わっていました。
次に、「クリムト展 ウィーンと日本 1900」を観に、東京都美術館に行きました。
グスタフ・クリムト(1862-1918)さんは、19世紀末ウィーンを代表する画家です。「接吻」が有名ですよね。華やかな装飾性と世紀末的な官能性をあわせもつと言われ、いまなお圧倒的な人気を誇ります。
没後100年を記念し、日本では最多となる25点以上の油彩画が紹介されていました。
パンフレットの絵になった「ユディトⅠ」
この女性ユディトは、衣服がはだけ、肌を露わにし、頬は赤く染まり、よくみると手には敵将の生首があるのという絵です。この表情は、確かに印象に残ります。
クリムトさんは、生涯結婚しなかったそうですが、14人子どもがいたそうです。自分には関心がなく、他人、女性に関心があるそうです。なるほど。
「へレーネクリムトの肖像」「オイゲニア・プリマフェージュの肖像」「女の三世代」などどれもインパクトがありました。
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