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No331 文豪道場 4コママンガ作文 1  

「白い巨塔」始まりましたね。今日も楽しみです。

   昨日送った「4コママンガ」は、皆さんもご存知の「サザエさん」の4コマ漫画から選んだお気に入りの一つです。

 4コマ漫画は、起・承・転・結がつかみやすいよさがあります。もちろんカレーライスでなくてもいいですし、「コボちゃん」や他の4コマ漫画からでも構いません。指導者が面白いと思わなければ、子どもも乗ってきませんからね。

 

   この題材は、4年生くらいがベストだと思いますが、ねらいを高めれば高学年でもできますし、3年生でも可能です。2年生でも観察したり、題を工夫したりする入門編ならできると思います。

 

   さて、第1時の流れです。

①「文豪道場」と板書します。(私は道場の看板を掲げました。)漱石や芥川、鴎外などの写真(アニメ)を見せ、誰だか当てさせます。(意外に子どもたちは知りません。)

「明治以降の小説家で、今でもたくさんの人に読み継がれている人のことを文豪と言います。そして、稽古をするところを道場と言います。みんなの書く力を伸ばしていくのが文豪道場です。」とねらいを伝えてから始めます。

    できればサザエさんの音楽でも流しながら、さりげなく用紙を配付してください。何が始まるのか期待を持たせてください。反応が良ければ、「サザエさんだ!」とか、「波平だ!」と言うつぶやきが聞こえてきます。そして、4コママンガ作文と板書してください。

 

②「では、今日の主役、この人誰でしょう?」波平さん、サラリーマン、おじさん、男の人・・・(事実であればすべてOKです。)

    いつぞや紹介した「磯野家の秘密」に触れます。

    磯野家が登場したのは、戦争が終わった翌年、波平は、九州の福岡で暮らしていましたが、転勤で東京に引っ越して来ました。

    磯野家は、タラオが3歳の時点で全ての人物の成長が止まっています。

波平54歳、フネ48歳、サザエ27歳、カツオ11歳(5年生)ワカメ7歳(1年生)マスオ32歳のままなんです。

 

③「どんなストーリーなんですか?」簡潔に説明できた子を褒めます。

                                                                                                                  続く

   ここからが本時の展開です。

④「さて、今日はみんなの観察力を鍛えていきます。1の場面に注目してください。この場面でわかること(事実)を言いなさい。」全員順番に言ってきます。

 おそらく30ぐらいの事実が見つかるはずです。その観察力を褒めます。

 

⑤同様に2、3、4の場面ごとに発表していきます。

 4の場面になるとさらに細かい観察力が期待できます。

 

終末(残り15分)に入っていきます。

⑥「今日1日でみんなの観察力はぐんと伸びました。さ、今日は最後にこのマンガにタイトルをつけてください。カレーライスではありきたり、もっと魅力的な題をつけてほしいのです。」と言って、短冊カードを配ります。

   黒板に貼るので大きく書くことを伝えます。(サインペン・筆ペンも可)時間は3~5分と決めておきます。

 

⑦書けた子から黒板に貼りに来ます。席に戻らず、お互いの作品を読み合います。時間になったら、全員黒板前に集合させます。(フィンランドの「動く国語」の授業でしょ?)

   そこで自分のお薦めを紹介していきます。理由がしっかりしている時は大いに褒めてください。

 

⑧「明日からいよいよこの4コマ漫画を作文にしていきます。最後に題も書いてもらいますから、今日と同じでもいいし、変えてもいいです。考えておいてください。」

    期待感を持たせて、授業を閉じます。

 

   いかがですか?イメージが膨らんできましたか?