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No330  文豪道場  

  先日、運動会に行った時に「文豪道場を教えてください!」とある先生から声をかけられました。東大見学ツアーの後でN先生にも勧めました。

  そんなわけで、今日から少し文豪道場の実践を紹介します。

 

   「文豪道場」は、「書くことが楽しくなる表現力の育成」という研究に取り組んだ時に教材・指導法を開発したオリジナル単元です。

    児童が作文が嫌いな理由は、一般的に①字を書くのが面倒くさい。②よし、書くぞ!という気にならない。③何を書けばよいのか分からない。④書き方が分からないからです。

   昔は、作文単元が魅力的ではありませんでした。書きたくもない題材で、メモや、下書き、校正と清書までにどれだけ時間がかかったことか。

 

 ①題材の工夫・開発 まず、子どもたちが喜んで書きたくなる題材を用意することです。子どもたちにとって身近なもの、好奇心をそそるもの、体験したことのあるものなど、どれだけイメージが膨らむかです。

 

   ②表現ストック 書きたくてもどのように表現したらいいだろうという悩みを解決するためにも、書き出し、書き終わり(最後の一文)、お気に入り表現の3つの視点に注目させ、自分の読んだ本や図書室・図書館の多くの本から調べさせ、記録をしてストックをしておくといいです。これが、表現を工夫する時のヒントになるのです。

 

    ③具体的な賞賛   書かせっ放しだから、意欲も自信も高まらないのです。具体的に工夫した表現、優れた表現に波線を入れ、構成の工夫、題名の工夫など何がどう上手なのかをしっかり評価してあげることが大切です。

    全体の前で紹介したり、印刷したり、掲示したりしてほめてあげるのです。

   さらに友達同士で読み合い、E(いい)メールカードや寸評(友達からの解説)を送れば、書く自信も深まるわけです。

 

   さて、それでは明日から始めていきましょう。4コマ作文を紹介します。

   次のものをご用意ください。

   短冊カード(一筆箋ぐらいの大きさ5~7行)を大量に印刷しておくと、ふり返りを書かせる時にも使えて便利です。

   用紙も大盛(35行)普通盛(30行)小盛(25行)の3種類用意しましょう。意欲、能力に合わせて選択できるようにします。

   ストックカード(作ったデータを探しておきます。)