前任校の運動会に行ってきました。例年6月中旬に行っていたのですが、今年は、初めて5月中旬に実施しました。
十連休があり、その後2週間しか準備期間がないのですから、大変だったろうなと想像がつきます。
働き方改革を進めていく中で、「行事の見直し」は大切です。運動会も見直す余地はたくさんあると思います。
ネットの情報では、まず午前開催の学校が増えているそうです。
理由は、長時間屋外にいることによる熱中症になるおそれ、学習時間を確保するための練習時間を縮小、保護者のお弁当作りや場所取りの負担軽減・・・
今まで通りのことを行っていても「働き方改革」につながらないと思います。思い切った改革をしないと。改革には、痛みが伴うのです。
私が考える運動会改革試案
①午前中実施 12時半終了、1時下校
②開始時刻を早める 8時半開始
③開会式・閉会式、入退場なし
④準備運動・整理運動なし(種目前に準備運動指導)
⑤演技の入退場 走って演技位置・待機位置につく。走って退場。(入退場門なし)待機をしていると他の学年の演技が見れないのは良くない。
集合・入退場にかける労力・時間を短縮してはどうでしょう。
⑥走・団体・表現(ダンス)の3種目を行うのが定番ですが、ほとんど表現(ダンス)の練習にウエイトがかかっていませんか?
しかし、子どもにとっては、走ることが得意な子、苦手な子、ダンスが得意な子、苦手な子、様々ですから、同じくらいの練習量を確保すべきです。
⑦表現(ダンス)は、毎年考えるのは大変です。そこで廃止する。全校種目にする。外部の指導者(インストラクター、卒業生、ダンス部学生)から年間通して指導してもらう。観客を巻き込んでみてはどうでしょう。
⑧走に関しては、もっと速くなりたい、練習したい子の願いをかなえてあげたい。準備期間中、自主的に練習できる場を作る。
全員リレー、全員駅伝。短距離か長距離の選択参加。
選抜リレー廃止、動画審判の採用
⑨団体に関しては、特活という視点で子ども達が考え、工夫した競技の採用、代表委員会が考えた全校競技。
⑩応援は、自主応援、採点あり(先生方、来賓)
「当たり前を見直す」という視点に立てば、まだ出てくるでしょう?
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