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No275 ヘウレーカとモグラ

 今に始まったことではないのですが、最近、面白いテレビが少なくなったと嘆いていました。そういう時は、音楽を聴く、本を読む、寝るのどれかが私のパターンでした。

   昨日S先生のお薦めの番組を早速見てみました。皆さんも見ましたか?

 

   又吉直樹さんが、暮らしに潜むフシギを見つけ出しひも解く教養バラエティ番組「ヘウレーカ」でした。

    ヘウレーカとは、わかった、発見したという意味で、古代ギリシャの科学者アルキメデスが「アルキメデスの原理」を発見した時に、嬉しさのあまり裸で「ヘウレーカ!」と叫びながら街中を走ったという故事にちなんでいると書いてありました。

 

   いかにもS先生の大好きそうな番組ではありませんか。もう36回もやっているそうですが、全く知りませんでした。私もはまりそうです。過去の放送も全て見たくなりました。

 

    どれも興味深い研究でした。どの人も共通して研究を楽しんでいると感じました。私の大学院の研究は、どうしてこんなに楽しくないのかが分かったような気がします。

 再放送は、明日3月29日の午前0時30分からです。見逃した方は録画のご用意を。

 

 さて、3月18日の朝日新聞の朝刊の「科学の扉」で「天下分け目 モグラ決戦」という見出しが目に留まりました。モグラ、最近忘れていた動物ですが、いかがですか?

 

 東の勢力がアズマモグラ、西の勢力がコウベモグラ。かつては、アズマモグラが本州、四国、九州を支配していたのですが、体がやや大きく、トンネルを掘る力が強いコウベモグラが西から進出し、勢力を拡大しているのだそうです。

 

 世界には30~40種いるのですが、日本には8種だけで、北海道では見つかっていません。

 トンネルを掘るには、暗くても鼻の周りに触覚センサーが多数あり、前脚の親指の外側が鎌状になっていて穴を掘るのに適しています。自分の体が通るぎりぎりの太さのトンネルを掘りますが、背骨が非常に柔軟なためUターンができるのだそうです。

 

 モグラは縄張り意識が強く、よくケンカをし、声を出して威嚇することもあるそうです。

 

 この勢いでいけば、コウベモグラが優位なのですが、山や谷では弱いので、日本の地形の特徴からそう簡単ではないとありました。

 モグラを見に今度上野の国立科学博物館に行ってきます。「大哺乳類展2」