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No255 ジェンダーニュートラル

 先週の金曜日の教育情報で、願書の性別の廃止や無意識の偏見という話題を紹介しました。

「ジェンダーニュートラル」という概念をご存知ですか?

   ジェンダー(性別)ニュートラル(中立)、つまり性別にとらわれない、性別という存在がないという考え方です。

 

    今年度、千葉県柏市に新たに開校した中学校の制服が注目を集めました。その名もジェンダーレス制服です。性別に関係なく「選べる制服」になっています。「ネクタイかリボン」と、「スラックスかスカート」を選べます。

 

    この4月から東京の世田谷区と中野区でも選べるようになります。今までは、学校に任せていましたが、区全体で取り組むことに決めたそうです。

   カタログにも「男子用」「女子用」と明記しません。

 

    イギリスのある中学校では、明確に「制服のスカート廃止」とし、男も女も同じスラックスを着るきまりにしたそうです。

    これは、保護者や生徒からの声を受けて検討し、制服はすべての生徒に対して平等であるべきとして、大多数が賛同したそうです。

    イギリスで男女の制服を統一した学校は近年増えているそうです。

 

    カナダでは、トランスジェンダーの子どもの事を呼ぶとき、男性と女性を意味する「He」と「She」という言葉を使わず、性別の概念を無くした「Xe」という新しい言葉で呼ぼうという動きもあるそうです。

 

     アメリカをはじめ世界にはトイレも分ける動きがでていて、日本でも東京五輪に向け、公共施設等でジェンダートイレが必要になるのではないかという声があがっています。

 

    トイレの男女の区別が青と赤の発祥が日本だということはご存じでしたか。

きっかけは1964年の東京五輪。誰でも一目で分かるマークにする目的で、トイレを男=青、女=赤で区別するスタイルが採用されたそうです。

 

    ランドセルも、男は黒、女は赤というのが当たり前でしたが、今では、色が多種多様で男女区別がなくなってきています。

    しかし、基本的に女の子の多くは、暖色系を選び、男の子も多くは、寒色系の黒や濃紺などを選ぶ傾向があるそうです。

    

    視点を変えてみると、無意識の偏見っていっぱいありますね。