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No225  先生のコトバ3

 今週も「先生のコトバ」をお届けします。

 1回目は、タレントの副島淳さんと中学の部活の先生「このままでいいのか?」

 2回目は、元新体操の選手の畠山愛理さんと中学の養護の先生「自分のために踊ったら」

 

 今日は、元アナウンサーでタレントの小島慶子さんと中学の先生です。

 またまた中学の先生です。やはり多感なこの頃が、言葉の重みを一番感じられる時期なのでしょうね?

 

 私立の女子中学に進学し、学校も親も大嫌い、うつうつとした自己嫌悪の毎日を過ごしていました。

 中3のある日の昼下がりに50代で公民の担任の部屋を訪ねたそうです。

 

 「友達とうまくいかないんですけど、こういう悩みって何歳くらいになくなりますか」

 「人間はいつになったら老いると思う?」

 「60歳くらい」

 「僕くらいの年になっても悩みはなくならない。悩まないということは、考えることも自分を変えることもやめるということ。悩むのを諦めた時に人は老いるんだよ」

 

 この言葉を聞いて楽になったそうです。生きている限り悩んでいいと気づかされたそうです。

 皆さんどうですか?私も毎日研究で悩んでます。スッキリしたことがありません。たしかに悩みはなくならない。でもこんなの贅沢な悩みかもしれませんね。悩めるだけ幸せなのかもしれません。そう考えるようにします。楽しいこと考えよっと。 

 

 「先生の言葉って、一発解決してくれる特効薬ではなく、自分の血肉となっていく栄養みたいなもの」と言っています。いい言葉ですね。