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No219  通級指導

   1月21日の朝日新聞朝刊の通級指導の記事からです。

   通級指導教室とは、小・中学校に通う比較的障害の程度が軽い子どもが、通常の学級に在籍しながら、その子の特性に合った個別の指導を受けるための教室です。

 

   通級による指導を受ける子どもは、主に各教科の学習や給食などの時間はみんなと一緒に通常学級で過ごし、週に何時間かある通級指導教室に移動して、各自の課題に合わせた支援・指導を受けます。

 

 通級による指導は平成5年より全国で制度化され、平成18年の改正により、情緒障害から自閉症者が独立して規定され、さらにLD、ADHDが新しく対象に含まれるようになり、指導時間数についても弾力化されました。

 

    通常級で学ぶ子どもが増え、小・中学校での通級指導教室による支援体制の整備が進み、ここ20年間、通級による指導を受けている児童・生徒数は増加傾向にあります。

 2017年度では、約109000人おり、10年で約2.4倍増えました。

 

   校内の通級指導を受けられる公立小学校は全体の22%、中学校では9%しかありません。

 

   通級指導は、特別支援の免許がない一般の教員が担うことが多いので、教員の数と専門性が課題になっています。

  そのため、文科省では、指導できる教員を増やそうと専門性を高める方針を固めました。

 

   通級指導をする専任教員を17年度から10年間で子ども13人に対して1人の割合に増やす政策を始めました。不思議な数字ですね。

 

   また、教員が一定の講座などを受ければ「履修証明」を出す制度をつくる方針で2020年度から実施するそうです。