昨日紹介した「動く学校」プロジェクトに関心をもたれた方はいますか?
今日はもう少し詳しく書かれていたので、紹介します。
この型破りな取り組みは、フィンランド政府が最も力を入れる教育政策の一つで、身体活動が集中力や学習意欲を高めるという研究成果は、国際的にも注目されているそうです。
社会の変化で、パソコンや携帯の画面に向かう生活が基本で、子どもが座って過ごす時間が長くなり、地域の運動クラブに通う子と放課後に全く動かない子の二極化は、日本とも共通する課題だそうです。
昨年秋の校舎の一部改装が紹介されていました。体育館の2階の教室だからすぐに改装が可能だったのでしょう。
「動く算数」の授業風景です。
教室の壁には、クライミングウォール、懸垂ができるような鉄棒、肋木があります。
算数の問題やヒントが天井近くに貼ってあります。踏み台も用意されています。
床には、スタンディングデスク、普通の机といす、箱型のソファなど自分のやりやすい方法を選べます。
1時間中遊んじゃう子はいないのかしら?
先生の位置や役割は?評価は?
ケガは大丈夫かしら?
指導したい内容はすべての子が抑えることは可能なのかしら?
そもそも算数の時間にこれらの運動必要なのかな?
これらの運動が脳に効果があるなら体育の指導内容に入ってくるのかしら?
この秋、半年間本格的な実証実験を行うそうです。どんな結果が出てくるか楽しみです。
休み時間には、氷点下の寒さの中、凍結した土手を滑り降りて楽しむ子たちの様子が紹介されていました。雪ならともかく、氷の上で遊ぶ感覚は日本では無理じゃないかしら?
日本でも「行儀よく座る」授業の在り方を見直す動きにつながるだろうかとまとめていましたが、皆さんはどう思いますか?
コメントをお書きください