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No211 先生のコトバ 1

 読売新聞朝刊には今年から「先生のコトバ」シリーズが始まっています。

 今日は、1回目のタレントの副島淳さんを紹介します。

 

  小学4年で転校した千葉県の浦安の小学校で、黒人であるがゆえに、いじめにあいます。

 地元の中学に進学するとバスケットボール部に入り、居場所が見つかり、中2の時の顧問の先生と出会います。

 秋の練習試合で県内屈指の強豪校と対戦し、大敗します。

 「このままでいいのか?今が変わるチャンスだぞ。」この言葉で強くなりたい、先生についていけば変われると思ったそうです。

 

 それからマンツーマンの特訓を受け、県代表にも選ばれるようになります。

 負けそうになるとメンバーのせいにしたこともあったそうですが、先生は鬼の形相でテングになっていたことを諭しました。

 

 バスケが上達するとハンデだと思った容姿も武器と思えるようになります。

容姿をいじられても笑い返していくと、弱点だった外見を「いいな」と思える自分に変わっていったそうです。

 その後、バスケの推薦で大学まで進学し、現在、リポーターと俳優をやっています。

 

 「先生と出会い、僕の人生は変わった」と言っています。

 「先生が仲間と協力することの楽しさやあきらめずに食らいつくことの大切さを教えてくれた」と言っています。 

 

 先生も「得意なバスケでチャンスを与えれば、人間として成長できるはず」と考えていたそうです。

 チャンスを与えること。全力で向き合うこと。

  子どもは変われるのです。だからこの仕事は面白い。