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No210 体罰を考える

 昨年から体罰の動画が流される機会が増え、見ていて大変不快になりました。

 簡単に動画で撮れて、SNS上に流し、炎上を楽しむ恐ろしい時代になりました。

 

   先日も埼玉県の甲子園常連の高校野球部の監督の体罰が新聞に載りました。

 練習試合で見逃し三振をした部員3人に体罰をしたそうです。

 強くしたい熱い思いがあっても、ミスをした子を叱るのは教育ではない。

 

   今年から早稲田の野球部の監督になった元プロ野球選手の小宮山さんは、練習中に笑顔が見られるようだったら強くなれないと意識改革から始めているそうです。こういう厳しさも必要です。

   勝てるチームにしたいが、自分は早稲田で勝つことよりも大事なことを学んできたのでそれは譲れない。大学時代は人間的に成長しなければならない期間なので「さすが早稲田出身だな」と他の社会人に言ってもらえるように育ってもらいたいそうです。これがいい指導者の考え方だと思います。

 

   もう一つ町田の高校の先生の体罰も大問題になり、昨日も今日もテレビの特集として各局取り上げていました。アメフトや体操の時もそうでしたが、どうしてこういう不愉快な動画を何度も繰り返し流すのでしょう。時代が病んでるとしか思えません。

 

  体罰させて、辞めさせようと3人で動画撮影しているのに、数分間の挑発後、体罰をしてしまったわけです。

   皆さんがこの先生の立場だったらどうしましたか?この挑発をどうかわしたでしょう。逆に脅されたり、殴られたりしたかもしれません。しかし、これはニュースにならないのです。

 

   恐らくこの学校では、見て見ぬふり、我関せずという先生が多かったのではないでしょうか。校長は、この生徒を指導したのでしょうか。部下を守れない人はリーダー失格だと思います。

 

    教師への暴言・暴力も含めて、退学規定をしっかり作って毅然と対応すべきです。毅然とした大人がどんどんいなくなっていくのが心配です。