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 No169  教員業務削減を考える3  

3日目です。今日も学校における働き方改革特別部会(平成29年8月29日)の資料から考えます。

   小学校での負担感率に注目し、ランキングにしてみました。1位の仕事は何だったと思いますか? 

    1位は、調査・統計の回答(87.6%)でした。平成28年度のある政令市の市・県教育委員会の学校あての調査・照会例は、小学校で307件ありました。こんなにあるんですよ。

   絶対見直すべきです。文書回答が多いので、ICT化を図るべきです。

    でも担任の先生には、この仕事はそんなに回ってこないでしょ?大変なのは、副校長で、見かねて主幹がカバーしていましたが、今は違うのかしら?

   2位は、保護者・地域からの要望・苦情等への対応(71.4%)でした。確かに負担感は一番強いけど、個人差が大きいですよね。信頼されるためには、精進するしかありません。クレーム対応には、管理職の力が大きいですよね? 

   3位は、学校徴収金に関する業務(69.3%)でした。一昨日の②に出てきました。未納対応も含め、一日も早くこの仕事から解放されるべきです。  

   4位は、 成績一覧表・通知表の作成、指導要録の作成(65.2%)でした。これもなければ最高ですが、授業をしている限り、評価をしないなんてありえないと思います。評価力は教師の資質の一つです。

   指導要録に関しては、PCでデータ化できれば、もっと簡略化できると思いますが。

   5位は、児童・生徒の問題行動への対応( 55.8%)でした。みんないい子で問題行動0なら最高だけど、そうはいかないでしょ?問題行動を少なくするのも教師の力量。

    これに関わらないで解決はしないでしょ?ただ一人で悩まない体制が取れているかだと思います。